スパーズの最高のパス回しは来シーズンは見れなくなる!?

オルドリッジ

今年一番大きな選手の移動と言えば、ラマーカスオルドリッジのスパーズ加入でしょう!!
ティムダンカンの高齢化が問題視されて、その後継者を求めていたスパーズですがこれほど良い後継者はいないとも言われています!

また、オルドリッジが加入したことによりペイサーズよりウエストが加入してくるという良い流れも生まれています

しかし、このオルドリッジが加入したことによりスパーズの代名詞とも言えるパス回しが消えてしまうという記事がありましたので紹介します♪

The Spurs and LaMarcus Aldridge should destroy opposing small ball lineups | SB Nation


The Spurs and LaMarcus Aldridge should destroy opposing small ball lineups

オルドリッジ 中

ティムダンカンの高齢化・ルールの変更によりポストでの得点力が低下し、スパーズはチームの戦術、アイデンティティの変更を余儀なくされてきた
より速いペースとより多くのボール回しを重視することにより良いオフェンスをすることを可能にした
そしてリーグはマイクダントーニの戦略の教訓のいくつかを改善するトレンドが発生してきた

この夏に加入したオルドリッジはスパーズの第一オプションとなる可能性が高い
ポポビィッチがロスターに出ている選手を最大限活かすシステムを採用することから、今シーズンはポストプレイの機会が多くなるだろう

ここで恐れられているのが、このポストプレイがここ数年で築きあげてきた戦術と反対のプレイだからである
ただ幸いなことにオルドリッジはどちらのシステムを採用しても、他のチームがシステムを採用する際に直面する問題を避けることができる

Aldridge is both an elite post scorer and a perimeter threat

オルドリッジ 中2

オルドリッジは昨シーズンのリーグ内で最も効率的で最も多彩なプレイを見せてくれた選手である
Synergy Sportsのスタッツによると唯一アルジェファーソンのみがポストプレイでオルドリッジを超える記録を残している

オルドリッジがポストでボールを受け取ると、右のターンからのフェイダウェイか、左のターンから肩でブロックを作りスペースを作ることが出来る
またディフェンダーが近づきすぎている場合は、ベースラインから相手を抜くことができる
ディフェンダーを圧倒することはあまりないが、サイズがない選手がオルドリッジを左ポストで止めることは不可能に近い

オルドリッジプレイエリア

オルドリッジの昨シーズンのプレイ分布を示している
オルドリッジは左の10フィートの距離から乃シュートは40%の確率でシュートを決めている
8〜14フィートの距離ではさらに良い成績でした
2014-15シーズンは3Pまで成長させ35%という記録を残している

このどこからでも得点できる能力がディフェンダーのマッチアップを難しくする
ポストプレイを止めるために大きな選手をつけると、外に引きずりだされズタボロにされるでしょう
また小さくて速い選手をつけても今度はポストプレイを止めることができないでしょう
ブレイザーズはオルドリッジの能力を最大限活かす戦術を取ったが、スパーズのメンバーを考えるとその戦術を取る必要はありません

Small ball teams can only deal with one post scorer

ボーガッド

昨シーズンのファイナルでは、キャブスのモズコフを止めるために出場したボーガットはウォリアーズのオフェンスを停滞させ、またモズコフを常にリング近くにポジショニングされる状態にさせてしまった
そこでウォリアーズはモズコフをアウトサイドに引きずり出すために、インサイドを1枚減らしスモールラインナップでキャブスに挑んだ

しかしスパーズに対してこの戦術を取ることは出来ないだろう
オルドリッジ以外の選手でスペースを作ることができ、また彼自身もアウトサイド、インサイドからオフェンスを展開することができるからだ

The Spurs know how to get the ball to the post

エントリーのパスを入れることは今まで以上に困難になる
スモールチームは生き残るためにディフェンスがポイントになってくる
スパーズはフロントポストにビッグマンを配置し、エントリーパスを出しづらくする効果を狙います
この方法で長い間スパーズはグリズリーズのランドルフのインサイドを封じてきました
エントリーパス ディフェンス

ボールがポストプレイヤーに渡らない限りミスマッチを付くことは不可能です

ただスパーズのポストプレイを封じるのが難しいことを説明する
過去のポスト戦術からボールを投入する際のパスを封じるすべは知っている
しかしスパーズはパスを回しディフェンダーを動かし、ディフェンダーが予測可能なパスエントリーをしないように戦術が組み込まれている
スパーズのウイングは常にカットインを狙っているため、ポスト後のダブルチームも現実的には難しい

オフボールの動きの種類は、一般的に知られている動きが多いです
ハイ・ローは10年以上前から採用されている戦術でこれを防ごうとする動きを利用しています
スパーズがその動きを行う際、ディフェンダーがどのようにディフェンスを行うのかを把握しているかのように動きます
ディフェンスの動きを読み、ポストにボールをエントリーします

オルドリッジのアシストの位置をご覧下さい
オルドリッジ アシストチャート

ティムダンカンのチャートはこちら
ダンカン アシストチャート

ダンカンはほとんどの場合どの場所からもパスを行うが、オルドリッジはゴールに近い場合や3Pシュートが打てる場合はシュートを行う
2人が同時に出場している場合はお互いを補完することができるだろう

スモールバスケットは必ずビッグマンの問題を抱えてしまう
しかし、上記で説明してきたようにオルドリッジのオフェンスの汎用性とパスセンス、そしてスパーズの選手のスペースを作る動きのおかげで大きな問題にはならないだろう



とまあ長々と書きましたが、オルドリッジが入ってくることによりポストプレイ中心になり昨年のようなボール回しは減るかもしれないが、それ以上のオフェンス力を見せれるだろうという記事でした

ダンカンのアシスト場所はコートのどこからでも行ってるんですね。。
ただこれは戦術による動きもあると思うので、来シーズンのオルドリッジのこの分布がどうなってるのかが非常に気になります!!
そうなるとオルドリッジを止めるのは本当に不可能になるだろうなー
パスかと思ったらシュート、パスかと思ったらカットしてきた選手にパスなんてされた日には。。。

どちらにしても来シーズンのスパーズのバスケットが気になります!!

以上、「スパーズの最高のパス回しは来シーズンは見れなくなる!?」でした♪

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