パワーフォワードランキング 2014-2015シーズン決定版!!

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一昔前のNBAといえば、戦術的にインサイドを攻めるとなった場合はセンターが第1オプションでしたが90年代後半から徐々にパワーフォワードの重要性が増してきて、2000年代前半からはパワーフォワードがアウトサイドに出るようになってきました

戦術的に大きな変革があったパワーフォワードの選手はバスケットボールの中で最もプレイスタイルが豊富で比較するのが難しいのですが、今回は2014-2015シーズンの成績を持ってパワーフォワードのランキングを決定した記事がありましたので紹介します!!

開幕当初のデータをもとにしたランキングはこちら↓

NBA ポジション別プレイヤーランキング PF編


Ranking the Top Power Forwards of 2014-15 Season




Ranking the Top Power Forwards of 2014-15 Season

才能やポテンシャル、昨シーズンまでの過去の成績は加味せず、純粋に今シーズンの活躍のみでパワーフォワードのランキングを決めていく!
評価する項目は以下の5項目
  • 得点能力 (20)
  • 得点能力以外のオフェンスの動き: 容易さ (5)  ボールを保持しないときの動き (10)
  • ディフェンス: 対ボールマン (15)  対ボールマン以外 (15) ゴールを守る力(10)
  • リバウンド能力 (15)
  • コンディション・メンタル: リーダーシップ(5) 安定性(5)
※レーダーチャートを自前で用意したので、各項目10点満点の換算値で表示します。

#5 Derrick Favors(Utah Jazz)


得点能力 7.5

デリックフェイバースは今シーズンはコンスタントに点を取ることができた
またチーム内にスーパースターがいない中で得点を取れていることがフェイバースの評価を上げている
25点の得点を取ることがないが、毎試合16点を取っている
スーパスターにはならないが、ユタジャズの救世主にはなれるかもしれない

得点能力以外のオフェンスの動き 5.3

フロアバランスを取るのはあまり上手くないが、ロールプレイヤーとしては驚異的でスクリーンがうまくチームメイトをフリーにすることができる
ただもう少し5メートル付近のシュート確率をあげないとディフェンスを引きつけることができない

ディフェンス 8.8

パワーフォワードの部門中ではゴールを守るのが上手い部類に入る
そしてどんな状況でも上手く守ることができるのだが、唯一アイソレーションの場面でのディフェンスに置いてなぜか上手く守ることができない

リバウンド能力 8.7

控え要員としてプレイしていた時代はあまり多くの数を取ることが出来ていなかった
あれから少しは上手くなったが36分間の出場で10リバウンドとまだ満足できる物ではない

コンディション・メンタル 10

インフルエンザや痙攣などで下がることはあったが、それ以外にコンディションやメンタルに問題はない

総合 8.1


#4 Serge Ibaka(Oklahoma City Thunder)


得点能力 7

NBAキャリアの5年間で123本の3Pをレギュラーシーズンで試みた
今シーズンは怪我をする前までに205本の試投をし、37.6%の成功率の成績を残した
イバカのオフェンス能力はウエストブルックやデュラントが不在の間で有用であることを証明した

得点能力以外のオフェンスの動き 6.7

パス能力が向上すればイバカのこの部門の得点は大きく跳ね上がる
3Pの成功率が上がったおかげで、コートに空間を作ることができるが、イバカからパスで他の選手に有効なパスをあげるということが今シーズンはできていなかった

ディフェンス 9.5

ゴールを守る力はパワーフォワードの中で唯一満点を与えれる存在
またゴール下でもほとんど相手に仕事をさせていない
ゴール下のパフォーマンスを残せているのは、アンドリューボーガット、ロイヒバートなどの選手しか存在しない

リバウンド能力 7.3

リバウンドで争うことを武器とするイバカはサンダーでリバウンドを取ることを期待されている
オフェンスリバウンドで多く頑張っているが、肝心のディフェンスリバウンドで力を発揮できていない場面がある

コンディション・メンタル 8

今までのシーズンは怪我なく過ごしているが、今シーズンは3月の中旬に抜けてしまった

総合 8.1


#3 Paul Millsap(Atlanta Hawks)


得点能力 7.5

ポールミルサップは20得点でチーム内得点王ではないかもしれないが、アトランタホークスの今後の成長には必要不可欠だ
ポールミルサップはロングシュート、ベースラインのドライブ、ポンプフェイクからのスペース作りなどハーフコートオフェンスでどの場所からでも得点を奪うことができる

得点能力以外のオフェンスの動き 7.3

プレイの汎用ぶりが目立っている!
ミルサップはアウトサイドシューターではないがオフボールの動きでスペースを作り出すことができる

ディフェンス 8.5

ミルサップは非常にスマートなディフェンダーである
身長がこのポジションにしては低いが、ポストディフェンス、ゴールを守るディフェンスをうまく行えている

リバウンド能力 8

身長は低いがそれを補うだけの長い手を持っている
もう少しだけオフェンスリバウンドへの関与を強める必要がある

コンディション・メンタル 10

シーズン終盤で肩を痛めて欠場したため9に変更しようとしたが、ミルサップが怪我をする前にイースタンカンファレンスの1位を獲得していたので影響はなしと判断した

総合 8.2


#2 Blake Griffin(Los Angeles Clippers)


得点能力 9

ブレイクグリフィンはミドルレンジからのシュートが成長してきている
毎年オフシーズンにシュートレンジを広げてきており、今シーズンは3Pライン周辺までシュートを打つことが出来てきている

得点能力以外のオフェンスの動き 8.7

ミドルレンジシュートの向上がディフェンスのカバーを難しい状況にさせている
ディフェンダーは常にグリフィンのカットする動きからの雷のようなダンクを心配しなければならない

ディフェンス 8.3

ブレイクグリフィンは真のディフェンダーではないが毎シーズン向上してきている
しかしゴールを守る力については問題があるが、グリフィンの性格ならば今後も良くなって行くだろう

リバウンド能力 7.3

印象を残したルーキーシーズンからリバウンド数に関しては減少傾向にあるがグリフィンは有能なリバウンダーである
減少傾向にある理由として、クリッパーズはリバウンドに至る回数が少ないこととデアンドロジョーダンという素晴らしいリバウンダーがグリフィンのリバウンドを奪っているからだ

コンディション・メンタル 8

グリフィンの泥臭いプレイは素晴らしく、クリッパーズにとって有益な財産となっている
怪我による欠場が15試合とあったのでコンディションは減点を与えている

総合 8.3


#1 LaMarcus Aldridge(Portland Trail Blazers)


得点能力 9

ミドルレンジからのシュートはPFの中でダントツのNo1!
ラマーカスオルドリッジは今シーズンはフルで戦うことができ才能を証明してくれた
色んな攻撃パターンをもっているオルドリッジだが、チームメイトの助けと低いシュート確率は減点対象とした

得点能力以外のオフェンスの動き 6.7

オルドリッジはボールがないところでも仕事を行うことができる
しかし唯一スペースを空けるために3Pに出て行く動きが多いのは問題だ
スクリーナーとして動けるが、パスはあまり上手でないのでこの部分が改善されればよりパーフェクトな存在になれる

ディフェンス 8.5

ブレイザーズはペリメータにオフェンスを誘うディフェンスで上手く利用している
その理由がオルドリッジのディフェンスが上手いからだ
オルドリッジはディフェンダーではないが、スマートにディフェンスを行うことができる

リバウンド能力 8.7

2013-2014に記録した成績がまぐれでなかったことを証明した!

コンディション・メンタル 9

足の親指の靭帯を怪我を押してまでプレイしたことは賞賛に値する
ただ怪我を押してまでプレイしたけれど数試合は負けてしまったことからこの点を減点とする

総合 8.4




このポジションはアウトサイド寄りのポジションとインサイド寄りのポジションがいて面白いですね♪
ブレイクグリフィンもラマーカスオルドリッジもすっかりNBAの顔になりましたね!!
特にグリフィンのプレイオフでの活躍はフランチャイズプレイヤーとしてふさわしいことを証明しました!

このランキングも残りはポイントガードです!!
このポジションと言えばステファンカリーがやはり一番なんでしょうか?
皆様楽しみにお待ち下さい♪

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